岩崎鬼剣舞（いわさきおにけんばい）は、岩手県北上市和賀町岩崎に伝承される念仏剣舞（ねんぶつけんばい）で、念仏を唱えることで衆生（しゅじょう）を済度（さいど）し、反閇 (へんばい)※1で大地の悪霊を鎮める民俗芸能です。 岩崎鬼剣舞は、明治期から多くの保存会に踊りを伝承し、十数団体ある鬼剣舞の始祖的な存在として長く指導に携わってきました。 演目は改まった場で踊る庭ものから余興の演目まで16演目。平成5年に国の重要無形民俗文化財に指定、令和4年11月30日にユネスコ無形文化遺産に登録されました。 ※1 反閇 (へんばい)：邪気を払い除くためや、鎮魂のために大地を踏みしめること おかどと呼ばれる笛、太鼓、手平鉦、そして念仏で構成される演奏に合わせて、最大8名の踊り手が、力強く大地を踏みしめ、軽やかに舞う姿は圧巻です。ぜひこの機会にご覧ください。

8月17日（日）10:00〜10:30

三角公園フリンジ会場

岩崎鬼剣舞

無料イベント ※フリンジイベントは雨天決行の予定です。